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大谷ルールの正式名称は何?日本で大谷以外の二刀流選手はいるの?

大谷ルールの正式名称は何?日本で大谷以外の二刀流選手はいるの?
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今回は大谷ルールの正式名称は何?日本で大谷以外の二刀流選手はいるの?についてお届けします。

投手としても野手としても超一流で好成績を収め二刀流として大活躍の大谷翔平選手。

2022年からメジャーリーグでは大谷選手が投手と打者を兼任して試合に出れるように、大谷ルールが作られ採用されました。

その大谷ルールがWBC2023、NPBでも2023年度より採用されますが、大谷ルールの正式名称や日本では大谷以外の二刀流選手がいるのか調べてみました。

さっそく見ていきましょう!

 

大谷ルールの正式名称は何?

 

2022年にメジャリーグで投手と打者で二刀流として活躍している大谷翔平選手の為に作られた「大谷ルール」が採用されました。

採用された大谷ルールは大谷選手の名字からとっているので通称かと思われる方もいらっしゃると思いますが、実は大谷ルールは正式名称です。

そして「Ohtani Rule」は2022年に世界最大のデジタル辞書サイト「dictionary.com」に新語登録されました。

野球界に新たなルールを作った大谷選手が如何にすごいか分かりますよね!

ところで大谷ルールは大谷選手が投手と打者の二刀流で活躍していることからできたルールですが、実際にどういうルールなのか分からない方もいらっしゃると思うので、ルールについて見ていきましょう!

 

大谷ルールの詳細

大谷ルールとは、まずDH(指名打者)制であることが前提になります。

DH制は日本だとパリーグで採用されていて、投手の代わりに指名打者が打席に立つことで、投手はピッチングに専念し、指名打者は攻撃に専念できます。

大谷選手が試合で投手として出場した時に、大谷ルール採用前と採用後でどう変わったのでしょうか。

 

ルール採用前

大谷ルール採用前は、投手として出場する場合はDH(指名打者)として試合には出れないのでその試合では打席に立てません。

大谷選手が打席に立てないのはチームとしては痛いところですよね。

そこでエンゼルスは大谷選手が投手の時はDH制にせず、2番投手として出場させ、投手降板後は外野の守備につかせ、打席に立てるようにしていました。

二刀流ならず三刀流という事になりましたね。

ただし、この状態で出場することは疲労が溜まり、故障のリスクにもつながるので賛否両論ありました。

そんな大谷選手の活躍もあり大谷ルール導入が決定しました。

 

ルール採用後

大谷ルール採用後は、投手とDH(指名打者)で出場が出来るようになりました。

どういうことかというと、例えば1番DH大谷翔平・投手大谷翔平というようにどちらでも登録できるようになったんです。

 

投手降板後もDH(指名打者)として出場できるようになりました。

この特別なルールこそ大谷ルールです。

 

大谷ルールのメリットは?

大谷ルールが採用されたことによりどういったメリットがあるのでしょうか?

それぞれ見ていきましょう!

 

疲労と故障リスクの軽減

二刀流として出場するだけでも疲労と故障リスクはありますが、守備もつかなければいけない状況になるとそれ以上に疲労や故障のリスクは出てきてしまいます。

大谷ルールによって投手と打者に集中でき、守備の負担を軽減できるというメリットがあります。

 

打席数が増える

ルール採用前は二刀流の選手が投手として出場の場合は、DH(指名打者)で打席に立てませんでしたがルール採用後は投手とDH(指名打者)の両方で出場できるので、投手降板後も打席に立つことができます。

打席数が増えることで、チームの勝利や個人の成績に関わってくるのですごくメリットがあると言えますね。

 

選手枠が増える

メジャーリーグやプロ野球ではベンチ入りできる選手枠というものがあります。

大谷ルールがあることによって、二刀流選手は投手枠に入りません。

メジャーリーグの投手枠は13人ですが、二刀流選手は投手枠に入らないので実質14人投手がいることになり選手枠が増えるというメリットがあります。

 

大谷ルールは日本でも採用される!

 

「大谷ルール」は2023年、日本のプロ野球でも採用されることが決まりました。

日本プロ野球のルール改定や変更はメジャーリーグで採用された後、数年後に採用されることが多いです。

近年だと、コリジョンルールやリプレイ検証・ボールカウントの変更などがあります。

今回の大谷ルールはメジャーリーグでの大谷選手の活躍によりできたルールが、日本で採用になるということで、逆輸入ルールと言えるでしょう!

さらに大谷ルールはWBC2023大会や、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が主催する国際大会でも採用されています。

今後はアマチュアでも採用されていくと思われますので二刀流を目指す選手が増えていくことでしょう!

日本のプロ野球で大谷ルールが採用になりましたが、大谷選手以外の日本の二刀流選手はいるのでしょうか?

 

大谷以外の二刀流選手はいるの?

 

日本人選手で二刀流として活躍しているのは大谷選手以外にはいませんが、活躍が期待されている選手がいるので紹介していきます。

 

矢澤宏太(北海道日本ハムファイターズ)

 

矢澤宏太選手は高校・大学と二刀流で活躍し、2022年日本ハムにドラフト1位で入団。

左投左打の矢澤選手は投手としては最速152km/hのストレートとスライダー・チェンジアップを武器に、そして打者としては50mを5秒台で走る俊足と長打力が魅力です。

二刀流での活躍が最も期待されています。

 

上原健太(北海道日本ハムファイターズ)

 

2015年ドラフト1位で入団。

192㎝の長身から最速151km/hのストレートと多彩な変化球を投げます。

打者としては50m5秒7の俊足でチーム内でトップレベルを誇っています。

2022年から二刀流に挑戦し、投手としては25試合に登板し防御率3.19の成績を残しています。

打者としては5打数1安打でしたが、2023年度は大谷ルールの採用により俊足を活かし、打者としての出場機会も増えていくのではないかと期待されています。

 

桑原秀侍(福岡ソフトバンクホークス)

 

2020年育成ドラフト3巡目指名。

最速149km/hのストレートと変フォーク、チェンジアップが武器。

2021年10月頃から球団に二刀流を打診されて挑戦しています。

 

まとめ

 

今回は大谷ルールの正式名称は何?日本で大谷以外の二刀流選手はいるの?についてお届けしました。

大谷選手の為に作られたルール、大谷ルール(Ohtani rule)は正式名称です。

大谷ルールによって投手とDH(指名打者)で出場することができるようになり、投手降板後も打席に立つことができます。

日本のプロ野球でも2023年より採用され、二刀流を目指す選手が増えていくと思われます。

矢澤宏太選手(日本ハム)や上原健太選手(日本ハム)などが二刀流選手として期待されています。

今後の活躍が楽しみですね!

最後までお付き合いいただきありがとうございました!